「
京都アニメーション」の
スタジオが
放火され36
人が
死亡した
事件で、
容疑者が
逮捕されたことを
受けて27
日夜、
京都アニメーションの
弁護士が
会見を
開き、「
事件でいかに
大きく
尊い存在を
奪われたのかを
考えない
日はありません」と
会社側のコメントを
発表しました。
会見を
行ったのは
京都アニメーションの
代理人を
務めている
桶田大介弁護士です。
この中で、桶田弁護士は「制作を進める過程を通じて、被害にあったスタッフ1人1人がこれまで果たしてきた役割や貢献の大きさを実感させられる日々が続いています。事件でいかに大きく尊い存在を奪われたのかを考えない日はありません。被害にあった人たちの志を継ぐと誓った以上、作品の制作を通じて誓いを果たすために最善を尽くしていきます」と会社側のコメントを読み上げました。
現在は、「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」と「Free!」という2つの新作映画の公開に向けて、制作や準備を進めているということです。また再建に向けて、先月、新たな社員を採用したことも明らかにしました。
一方、事件で全焼し、先月までに解体された第1スタジオの跡地の今後については、「現時点で定まった予定はない。近隣へのご迷惑を鑑み、関係者のご意見も伺いつつ検討をしていきたい」と述べました。