ことし
7月、
大阪 枚方市の
遊園地で、
着ぐるみを
着て
ショーの
練習をしていた
男性が
熱中症で
死亡した
事故を
受けて
大阪労働局が
調べたところ、
法律で
必要な
人数の
衛生管理者を
選任していなかったとして、
運営会社と
社長を
労働安全衛生法違反の
疑いで
書類送検しました。
大阪 枚方市に
ある遊園地「ひらかたパーク」ではことし
7月、
着ぐるみを
着て
ショーの
練習をしていた
アルバイトの
当時28
歳の
男性が
熱中症で
死亡しました。
この事故を受けて、大阪労働局が遊園地の安全管理体制を調べたところ、従業員への飲み水の用意などに問題はありませんでしたが、死亡事故が起きる前の去年4月までの3か月近く、労働者の数に基づいて法律で義務づけられる衛生管理者が3人必要だったのに1人しか選任していなかったということです。
このため大阪労働局は「ひらかたパーク」を運営する「京阪レジャーサービス」と、40代の男性社長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
京阪レジャーサービスは「書類送検されたことについては真摯(しんし)に受け止め、二度とこのような事故が起きないよう熱中症対策はもちろん、安全管理体制をさらに強化・徹底してまいります」とコメントしています。