去年1年間、
韓国を
訪れた
日本からの
旅行者は、
前の
年より11%
増え、
7年ぶりに300
万人を
超えました。
一方、10
月から12
月は、
3か月連続で
前の
年を
下回り、
日本と
韓国を
結ぶ航空路線の
運休や
減便が
影響したとみられています。
韓国観光公社は22
日、
去年1年間、
韓国を
訪れた
旅行者数を
発表し、
このうち日本からの
旅行者はおよそ327
万人で、
前の
年より30
万人以上、
率にして11%
増加しました。
日本からの旅行者が300万人を超えたのは2012年以来7年ぶりです。
これについて韓国観光公社は、円高基調だったことや、景色のよい場所などいわゆる「インスタ映え」する場所が多いなどとして若い世代を中心に韓国旅行の人気が高まったことが影響したと分析しています。
一方、日本からの旅行者の数を月ごとにみますと、上半期はすべての月で前の年の同じ月と比べて20%以上増加しましたが、下半期は伸び率が鈍化し、去年10月以降は3か月連続で前の年を下回りました。
これについて韓国観光公社は、去年7月、日本政府が韓国向けの輸出管理を厳しくして以降、日本を訪れる韓国人が大幅に減り、それに伴って日本と韓国を結ぶ航空路線の運休や減便が相次いだことなどが影響したと分析しています。