外国人旅行者が
急増し、
観光地では
地元の
住民と
トラブルに
なるケースも
あることから
観光庁は、
日本独特の
習慣やマナーを
紹介する
動画を
新たに
作成し、
交通機関や
観光案内所などで
活用してもらいたいとしています。
外国人旅行者の急増に伴って観光地では交通機関が混雑したり生活文化や習慣の違いが原因で地元住民との間でトラブルになったりする「オーバーツーリズム」という問題が指摘されています。
このため観光庁は、日本独特の習慣やマナーを外国人旅行者に知ってもらおうと、忍者や黒子にふんした人などが想定される場面ごとにマナーなどをユーモラスに紹介する1分の動画を10種類作成しました。
列車内ではスーツケースなどで通路をふさがないようにし、混雑時は、リュックサックなどを体の前に抱えるよう促しているほか、公共スペースではゴミはゴミ箱に捨て、使ったトイレットペーパーはトイレに流すよう呼びかけています。
また、飲食店についての動画では、「居酒屋では『お通し』と呼ばれる小さな前菜が出されるが、座席のチャージ料のようなものだ」などと紹介しています。
観光庁は、「この動画を交通機関や観光案内所などで多くの旅行者に見てもらい気持ちよく日本を楽しんでもらいたい」と話しています。