東京オリンピック
男子マラソン代表の
最後の
1枠をかけた
選考レースの
1つ、
東京マラソンの
出場選手が
発表され、
前の
日本記録保持者の
設楽悠太選手が
代表入りをかけた
日本記録更新に
強い意欲を
見せました。
東京オリンピックの
男子マラソン代表の
最後の
1枠は、
3月1日の
東京マラソンと
その1週間後の
びわ湖毎日マラソンの
残り2つの
レースで、
日本記録を
更新する
2時間5分49
秒以内で
最も速いタイムを
出した
選手が
選ばれます。
28日は都内で東京マラソンの出場選手が発表され、前の日本記録保持者で記者会見に出席した設楽選手をはじめ、現在の日本記録保持者の大迫傑選手やおととしのアジア大会を制した井上大仁選手ら有力選手がエントリーしました。
東京マラソンは、比較的平たんなコース設定から記録が出しやすいとされていて、2年前のこの大会で当時の日本記録を更新した設楽選手は「日本記録を更新しないと話にならない。2年前のようにどんどん自分から揺さぶってみんなが嫌なレースをしたい」と意欲を見せました。
仮に、選考レースで日本記録を更新する選手が出なかった場合は、オリンピック代表の最後の1枠は、去年9月の代表選考レースMGCで3位に入った大迫選手が内定します。
大迫選手と同じ28歳の設楽選手は「同期対決はこの大会の1つのみどころだと思うので、2人そろっていい走りができればいい。緊張感の中で結果を残せるのが本当に強い選手で、100%の準備でスタートラインに立ちたい」と決意を示しました。