日本新聞: 東日本と東北の太平洋側局地的な激しい雷雨に注意

東日本ひがしにっぽんと東北とうほくの太平洋たいへいよう側がわ局地きょくち的てきな激はげしい雷雨らいうに注意ちゅうい

Jan 28, 2020 18:01

Furigana

低てい気圧きあつの影響えいきょうで、東日本ひがしにっぽんと東北とうほくの太平洋たいへいよう側がわを中心ちゅうしんに29日にちにかけて大気たいきの状態じょうたいが不安定ふあんていになる見込みこみで、局地きょくち的てきな激はげしい雷雨らいうに十分じゅうぶんな注意ちゅういが必要ひつようです。気象庁きしょうちょうによりますと、紀伊きい半島はんとう付近ふきんにある前線ぜんせんを伴ともなった低てい気圧きあつが29日にち朝あさに関東かんとうの南岸なんがんを通過つうかし、その後そのご、三陸さんりく沖おきを北上ほくじょうする見込みこみです。

このため、東日本ひがしにっぽんと東北とうほくの太平洋たいへいよう側がわを中心ちゅうしんに29日にちにかけて大気たいきの状態じょうたいが不安定ふあんていになり、局地きょくち的てきに雷かみなりを伴ともなって１いち時間じかんに30ミリ以上いじょうの激はげしい雨あめが降ふるおそれがあります。

29日にち夕方ゆうがたまでの24時間じかんに降ふる雨あめの量りょうは、いずれも多おおいところで

▽伊豆いず諸島しょとうで130ミリ、

▽関東かんとうで120ミリ、

▽東北とうほくで100ミリと予想よそうされています。

また、低てい気圧きあつの接近せっきんに伴ともなって東日本ひがしにっぽんの太平洋たいへいよう側がわでところによって風かぜが強つよまっているほか、北きた日本にっぽんでは29日にちにかけて非常ひじょうに強つよい風かぜが吹ふくおそれがあります。

29日にちにかけての最大さいだい風速ふうそくは、

▽北海道ほっかいどうで23メートル、

▽東北とうほくで20メートルと予想よそうされ、最大さいだい瞬間しゅんかん風速ふうそくは30メートルから35メートルに達たっする見込みこみです。

海上かいじょうも大だいしけとなり、北海道ほっかいどうと東北とうほく、関東かんとう、東海とうかいでは、29日にちにかけての波なみの高たかさが６ろくメートルと予想よそうされています。

気象庁きしょうちょうは、暴風ぼうふうや高波たかなみに警戒けいかいするとともに、激はげしい雷雨らいうや竜巻たつまきなどの突風とっぷうに十分じゅうぶん注意ちゅういするよう呼よびかけています。

強風きょうふうで４よん人にんけが

愛知あいち県けん豊橋とよはし市しでは、28日にち朝あさから昼ひるすぎにかけて、自転車じてんしゃに乗のっていた61歳さいの男性だんせいと81歳さいの女性じょせい、それに歩あるいていた82歳さいの女性じょせいと78歳さいの女性じょせいの合あわせて４よん人にんが、いずれも風かぜにあおられて転倒てんとうし、頭あたまや腰こしを打うつなどの軽かるいけがをしました。