去年4月、
東京・
池袋で
車が
暴走し、
2人が
死亡する
などした
事故で、
東京地方検察庁は
運転していた
高齢ドライバーを
過失運転致死傷の
罪で
在宅起訴しました。
在宅起訴されたのは、
旧通産省の
幹部だった
飯塚幸三被告(88)です。
検察庁によりますと、去年4月、東京・池袋で運転する乗用車を暴走させ、歩行者などを次々にはね、自転車に乗っていた松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)を死亡させたほか、9人に重軽傷を負わせたとして過失運転致死傷の罪に問われています。
車には暴走につながる不具合はなく、ドライブレコーダーの記録などを分析した結果、ブレーキとアクセルの踏み間違いが事故の原因だったとされ、去年11月に書類送検されていました。
検察は飯塚被告の認否について明らかにしていませんが、捜査関係者によりますと、これまでの調べに対して「パニック状態になってブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性もある」と供述しているということです。