海外向けの
果物の
販売をうたった
投資詐欺事件で
国際手配されていた
岡山県の
観光農園運営会社の
元副社長が
身柄を
拘束されたインドネシアから
日本に
移送され
逮捕されました。
愛知県警察本部は、
この会社が
全国の900
人以上から130
億円余りを
集めたとみて
資金の
流れなどを
調べる方針です。
逮捕されたのは、岡山県の観光農園運営会社、「西山ファーム」の元副社長、山崎裕輔容疑者(43)です。
「西山ファーム」は海外で果物などを販売する事業に投資すれば配当を得られるなどと言って違法に出資を募ったとして、元幹部や勧誘役が出資法違反の罪で有罪判決を受けています。
実質的経営者とされる山崎元副社長は投資をうたって出資金をだましとった疑いが持たれ、国際手配されていましたが、ことし1月にインドネシアで身柄を拘束されていました。
そして12日夜、ジャカルタから日本に向けて移送され、被害の届け出を受けて捜査してきた愛知県警察本部は、移送中の航空機内で詐欺の疑いで逮捕しました。
警察は、西山ファームが全国の900人以上から130億円余りを集めたとみて資金の流れなどを調べる方針です。