ドイツ・ベルリンのティアパーク動物園で誕生したホッキョクグマの赤ちゃん「ヘルタ」の両親が、同じつがいから生まれた兄弟姉妹だったことが分かり、関係者が衝撃を受けています。同動物園が１９日、ＣＮＮに明らかにしました。
ヘルタの母親トーニャはモスクワの動物園で生まれていましたが、この動物園の手違いで、違う両親の間に生まれたメスとして記録されていました。
トーニャのものとされた書類は、モスクワ動物園で２日後に生まれた別のメスのホッキョクグマのものだったことが判明しました。トーニャの本当の両親は、後にベルリンの動物園でつがいになるオスのバロージャの両親と同じでした。トーニャとバロージャの間にできた子どものヘルタは２０１８年１２月に誕生しました。
疑念が生じたきっかけは、モスクワ動物園でトーニャの誕生日が違う書類が見つかったことでした。遺伝子検査を行った結果、トーニャとバロージャが兄弟姉妹だったことが分かりました。
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