9日、
大阪 東大阪市で
大阪地方検察庁が
護送中の
被告に
逃走された
事件で、10
日、
被告とみられる
男が
大阪市内でいったん
見つかったものの、
直後に
車で
逃げられていたことが
捜査関係者への
取材で
分かりました。
車は
その後、
乗り捨てられているのが
見つかり、
検察と
警察が
行方を
捜査しています。
9日の
早朝、
覚醒剤事件での
保釈が
取り消された
大植良太郎被告(42)を
大阪地方検察庁が
車で
護送していた
最中に、
東大阪市内で
逃走される
事件が
起きました。
検察は警察とともに大植被告の行方を捜査していたところ、10日、大阪市内の関係先で大植被告と見られる男がいったん見つかったものの、直後に車で逃げられていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
車は阪神高速環状線や池田線を猛スピードで走り続け、その後、行方が分からなくなりましたが、夕方になって大阪 北区の駐車場に車が乗り捨てられているのが見つかったということです。
検察によりますと大植被告は護送車から逃走した際、右手首に手錠、腰に縄がついたままの状態で、現金などの所持品は持っていませんでした。
検察と警察は、車の提供など何者かの手助けを受けた被告が逃走を続けている可能性があるとみて、行方を捜査しています。