菅官房長官は
閣議のあとの
記者会見で、「
桜を
見る
会」の
前日に
安倍総理大臣の
後援会が
開いた
懇親会について「
安倍総理大臣および
夫人は、
乾杯を
除いて
いずれの
会場でも
飲食を
行っておらず、
会費は
支払っていないということだ。
ゲストのようなものだったのではないか」と
述べました。
また、民主党政権で開かれた際の推薦者の数について「資料が残っていないため正確に確認できないが、報道によれば各議員に10名から15名の推薦枠があったとの発言や、後援会への招待名簿の提出依頼といった文書も見られた。その中で当時の与党の人数からすれば、4000人から5000人になるんだろうと思う」と述べました。
立民 今後も追及の考え
総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐって、立憲民主党の蓮舫参議院幹事長は、政府側の対応には不自然な点があるなどとして、今後も追及を続けていく考えを示しました。
立憲民主党の蓮舫参議院幹事長は、党の参議院議員総会で「安倍政権は野党が資料を要求したその日にシュレッダーにかけていた。また、反社会的勢力と見られる人物が菅官房長官と写真を撮っていた疑いもあり、政治家からの推薦をどのように取りまとめていたのか」と批判しました。
そのうえで「この政権は長きをもってよしとするのではなく、長すぎてもう替えなければいけないことは明らかだ。国会の会期は残り少ないがしっかりと追及したい」と述べ、今後も追及を続けていく考えを示しました。