フィギュア
スケートのグランプリ
シリーズは
最終戦となる
第6戦の
NHK杯が
終わり、
羽生結弦選手が
3年ぶり、
紀平梨花選手が
2年連続のグランプリファイナル
出場を
決めました。グランプリ
シリーズは
先月から
今月にかけて、
世界各地で
合わせて
6戦が
行われ、
男女シングルは
成績上位6人が
来月開かれるグランプリファイナルに
出場します。
日本勢は男子シングルで、第2戦のカナダ大会と第6戦のNHK杯を制した羽生選手がファイナル進出を決めました。羽生選手は去年、右足首のけがで欠場していて、3年ぶりの出場になります。
グランプリファイナル2連覇中のアメリカのネイサン・チェン選手も出場を決めていて、ことし3月の世界選手権以来、同じ大会に出場する羽生選手とどのような戦いを見せるのか、注目されます。
ピョンチャンオリンピック、銀メダルの宇野昌磨選手は第3戦のフランス大会で8位、第5戦のロシア大会も4位に終わり、シニア5年目で初めてファイナル進出を逃しました。
女子シングルでは去年のグランプリファイナルを制した紀平選手が第2戦のカナダ大会と第6戦のNHK杯でともに2位となり、2年連続のファイナル出場を決めました。
海外勢では4回転ジャンプなどを武器に、いずれもシニア1年目ながらグランプリシリーズで2連勝したアリョーナ・コストルナヤ選手、アレクサンドラ・トゥルソワ選手と、アンナ・シェルバコワ選手の3人に加え、ピョンチャンオリンピック、金メダルのアリーナ・ザギトワ選手もファイナル出場を決め、女子シングルは6人中4人をロシア勢が占める形となりました。
グランプリファイナルは来月5日からイタリアのトリノで開かれます。