일본어 뉴스: 横審優勝の白鵬を評価も「横綱として取り口が見苦しい」

横審よこしん優勝ゆうしょうの白しろ鵬おおとりを評価ひょうかも「横綱よこづなとして取り口とりくちが見苦みぐるしい」

Nov 25, 2019 19:11

Furigana

大だい相撲すもうの横綱よこづな審議しんぎ委員いいん会かいは定例ていれいの会合かいごうを開ひらき、九州きゅうしゅう場所ばしょで43回かい目めの優勝ゆうしょうを果はたした横綱よこづな白はく鵬ほうを評価ひょうかした一方いっぽう、今こん場所ばしょで見みせた張り手はりてやかち上あげなどの取り口とりくちを「横綱よこづなとして見苦みぐるしい」などと批判ひはんしました。横綱よこづな審議しんぎ委員いいん会かいは25日にち夕方ゆうがた、東京とうきょう両国りょうこくの国技こくぎ館かんで日本にっぽん相撲すもう協会きょうかいの八角はっかく理事りじ長ちょうから九州きゅうしゅう場所ばしょの力士りきしの戦たたかいぶりなどについて報告ほうこくを受うけました。

大だい相撲すもう九州きゅうしゅう場所ばしょは上位じょうい陣じんの休場きゅうじょうが相次あいつぐ中なか、横綱よこづな白はく鵬ほうが14勝しょう１いち敗はいで４よん場所ばしょぶり、43回かい目めの優勝ゆうしょうを果はたしました。

会合かいごうのあと記者きしゃ会見かいけんした横綱よこづな審議しんぎ委員いいん会かいの矢野やの弘典ひろのり委員いいん長ちょうは白はく鵬ほうについて「横綱よこづなとして存在そんざい感かんを示しめした。よく頑張がんばった」と評価ひょうかしました。

その一方いっぽうで、白はく鵬ほうの取り口とりくちについては「張り手はりてやかち上あげは、ちょっとやりすぎではないか。横綱よこづなとして見苦みぐるしいと多おおくの意見いけんが出でた。相撲すもう協会きょうかいに対にたいして指導しどうしてほしいと意見いけんをした」と話はなし、相撲すもう協会きょうかいに要望ようぼうしたことを明あきらかにしたうえで、「43回かいの優勝ゆうしょうは史上しじょう最高さいこうの実力じつりょく者しゃで大だい横綱よこづなになっていると思おもうが、名めい横綱よこづなと言いわれる存在そんざいになってほしい。ルール上じょうは正ただしい技わざかもしれないがみずから控ひかえて相撲すもうを取とってもらいたい」と述のべました。

白はく鵬ほうの張り手はりてや勝かち上あげについては、おととしにも横綱よこづな審議しんぎ委員いいん会かいの委員いいんから「横綱よこづなの相撲すもうとは言いえない」などと苦言くげんを呈ていされていました。

横綱よこづな審議しんぎ委員いいん会かいの要望ようぼうについて、相撲すもう協会きょうかいの広報こうほう部長ぶちょうを務つとめる芝しば田山たやま親方おやかたは「かち上あげや張り手はりてはいいが、ひじ打ひじうちではないかという意見いけんもあった。ただ、横綱よこづなと対戦たいせんする相手あいても強つよい気持きもちや気迫きはくをもってやってもらいたい」と話はなしていました。

一方いっぽう、腰こしのけがで初日しょにちから休場きゅうじょうした横綱よこづな鶴つる竜りゅうについては「体調たいちょう管理かんりが大事だいじだ。ぜひ治なおして、来場らいじょう所しょ出でてきてほしい。体調たいちょうは自分じぶんで分わかっていると思おもうので判断はんだんを委ゆだねたい」と話はなしていました。