来月シリーズの
完結作が
公開される
映画「
スター・ウォーズ」を
市川海老蔵さんが
歌舞伎にアレンジし、
一夜かぎりの
公演を
行いました。
世界中に
熱狂的なファンを
持つ映画「
スター・ウォーズ」
シリーズは、1977
年に
第1作が
作られ、
来月20
日から
完結作が
公開される
予定です。
これを記念して、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、「ダース・ベーダー」の孫で銀河の支配者となる「カイロ・レン」を主人公にしたエピソードをおよそ40分の歌舞伎にアレンジし、東京で一夜かぎりの公演を行いました。
海老蔵さんは、主人公が師匠の「ルーク・スカイウォーカー」と対決する場面では早替わりで2役を演じ、迫力ある戦いの様子を映画さながらに表現していました。
また、海老蔵さんの息子、堀越勸玄くんも舞台に上がってレンの幼少期を演じ、師匠への複雑な思いを感情豊かに演じていました。
公演前に取材に応じた海老蔵さんは、「善と悪に分かれて悪を倒すというテーマは歌舞伎にも同じような演目があるので、好きな点だなと感じていました。以前からやってみたいと思っていたことが実現し、うれしく思っています」と話していました。
孫と訪れた70代の女性は、「スター・ウォーズは見たことがありませんでしたが、大立ち回りや早替えなど歌舞伎の要素がふんだんに盛り込まれていて楽しめました」と話していました。