日本新闻: 東名高速あおり運転４人死傷審理やり直し命じる東京高裁

東名とうめい高速こうそくあおり運転うんてん４よん人にん死傷ししょう審理しんりやり直やりなおし命めいじる東京とうきょう高裁こうさい

Dec 6, 2019 11:12

Furigana

おととし神奈川かながわ県けんの東名とうめい高速こうそく道路どうろで、あおり運転うんてんの末すえに家族かぞく４よん人にんを死傷ししょうさせた罪つみに問とわれた被告ひこくに対にたいし、２に審しんの東京とうきょう高等こうとう裁判所さいばんしょは１いち審しんの判決はんけつを取り消とりけし、横浜よこはま地方ちほう裁判所さいばんしょで審理しんりをやり直やりなおすよう命めいじました。

おととし東名とうめい高速こうそく道路どうろで、あおり運転うんてんを受うけて停車ていしゃしたワゴン車しゃが後続こうぞくのトラックに追突ついとつされ、一家いっか４よん人にんが死傷ししょうした事故じこでは、福岡ふくおか県けん中間なかま市しの無職むしょく、石橋いしばし和かず歩あゆみ被告ひこく（27）が危険きけん運転うんてん致死傷ちししょうなどの罪つみに問とわれました。

１いち審しんの横浜よこはま地方ちほう裁判所さいばんしょは、被告ひこくが車くるまを止とめたことで追突ついとつ事故じこの危険きけんが高たかまり、危険きけん運転うんてんの罪つみにあたると判断はんだんして懲役ちょうえき18年ねんを言い渡いいわたし、被告ひこく側がわが控訴こうそしました。

２に審しんの裁判さいばんでは被告ひこくの弁護士べんごしが「あおり運転うんてんと家族かぞくが死傷ししょうした追突ついとつ事故じこに因果いんが関係かんけいはなく、危険きけん運転うんてんの罪つみを認みとめた１いち審しんは誤あやまりだ」と主張しゅちょうしたのに対にたいし、検察けんさつは控訴こうそを退しりぞけるよう求もとめていました。