日本新聞: 秋田県知事選現職の佐竹敬久氏 4回目の当選

秋田あきた県知事けんちじ選せん現職げんしょくの佐竹さたけ敬久たかひさ氏し 4回かい目めの当選とうせん

Apr 4, 2021 22:04

Furigana

県政けんせいの継続けいぞくか刷新さっしんかが最大さいだいの争点そうてんとなった秋田あきた県知事けんちじ選挙せんきょは、現職げんしょくの佐竹さたけ敬久たかひさ氏しが4回かい目めの当選とうせんを果はたしました。

秋田あきた県知事けんちじ選挙せんきょは、公明党こうめいとうが推薦すいせんし自民党じみんとう秋田あきた県連けんれんと社民党しゃみんとうが支持しじした現職げんしょくの佐竹さたけ氏しが4回かい目めの当選とうせんを果はたしました。

佐竹さたけ氏しは、秋田あきた県けん仙北せんぼく市し出身しゅっしんの73歳さい。

秋田あきた県けんの職員しょくいんを経へて、秋田あきた市長しちょうを2期き務つとめたあと、平成へいせい21年ねんの知事ちじ選挙せんきょで初はつ当選とうせんしました。

選挙せんきょ戦せんは、佐竹さたけ氏しと元もと衆議院しゅうぎいん議員ぎいんの村岡むらおか敏英としひで氏しの事実じじつ上じょう2人にんによる争あらそいとなり、自民党じみんとうなどの支援しえんを受うけた佐竹さたけ氏しは、3期き12年ねんの実績じっせきをアピールし、新型しんがたコロナウイルス対策たいさくなど県政けんせいの継続けいぞくを訴うったえました。

一方いっぽう、村岡むらおか氏しは、自民党じみんとうを離党りとうした県議会けんぎかい議員ぎいんなどの支援しえんを受うけ、停滞ていたいする秋田あきたの再さい起動きどうを掲かかげて県政けんせいの刷新さっしんを訴うったえ、激はげしい選挙せんきょ戦せんが展開てんかいされました。

その結果けっか、佐竹さたけ氏しが、支援しえんを受うけた公明党こうめいとうの支持しじ層そうの7割わり、自民党じみんとうの支持しじ層そうの半分はんぶんを固かためるなどしたほか、無党派むとうは層そうからも一定いっていの支持しじを得えて、4回かい目めの当選とうせんを果はたしました。

秋田あきた県けん選挙せんきょ管理かんり委員いいん会かいの発表はっぴょうによりますと、秋田あきた県知事けんちじ選挙せんきょの確定かくてい投票とうひょう率りつは56.56％でした。これは、過去かこ最低さいていだった前回ぜんかい・平成へいせい29年ねんをさらに0.27ポイント下回したまわって、これまでで最もっとも低ひくくなりました。

佐竹さたけ敬久たかひさ氏しは、「今後こんご、時代じだいが相当そうとう変化へんかすると思おもうのでしっかりとスピーディーに県政けんせいを行おこなっていく責任せきにんがある。小ちいさな声こえ、ささやかな声こえを捉とらえて県民けんみんに奉仕ほうしし、恩返おんがえしすることが必要ひつようだ。人生じんせい最後さいごの4年ねん、大好だいすきな秋田あきたを前まえに進すすめるために、全力ぜんりょくを尽つくして頑張がんばる。困難こんなんを乗り越のりこえ、県民けんみんの思おもいにしっかりと応こたえるのが私わたしの責務せきむだ」と述のべました。