일본어 뉴스: “思いがけない妊娠”の相談知識不足が多数 NPOが分析

“思おもいがけない妊娠にんしん”の相談そうだん知識ちしき不足ふそくが多数たすう NPOが分析ぶんせき

Apr 6, 2021 08:04

Furigana

思おもいがけない妊娠にんしんなどに悩なやむ人ひとの相談そうだんに応おうじている東京とうきょうのNPOが2900件けん余あまりの相談そうだんを分析ぶんせきしたところ、10代だいと20代だいの若者わかものからの相談そうだんが7割わり以上いじょうを占しめました。背景はいけいには避妊ひにんや妊娠にんしんに関にかんする知識ちしき不足ふそくやパートナーとの対等たいとうな関係かんけい性せいを築きずくことの難むずかしさがあることが分わかりました。

都内とないで「にんしんSOS東京とうきょう」として電話でんわやメールで思おもいがけない妊娠にんしんなどの相談そうだんにあたっているNPO「ピッコラーレ」は、おととしまでの4年間ねんかんに寄よせられた相談そうだんを分析ぶんせきしました。

それによりますと、2919件けんの相談そうだんのうち10代だいと20代だいの若者わかものからの相談そうだんが76.5％を占しめました。

この中なかには、性行為せいこういをしていないのに妊娠にんしんを心配しんぱいする相談そうだんが172件けんあるなど避妊ひにんや妊娠にんしんに関にかんする知識ちしきが不足ふそくしている事例じれいが多おおくみられたほか、相手あいてが避妊ひにんに非ひ協力きょうりょく的てきだという相談そうだんが137件けんあるなどパートナーと対等たいとうな関係かんけい性せいを築きずくことの難むずかしさがみられたということです。

さらに10代だい、20代だいの相談そうだん者しゃのうち、中絶ちゅうぜつが認みとめらない妊娠にんしん22週しゅう以降いこうに相談そうだんしてきた事例じれいが77件けんあり、経済けいざい的てきに困窮こんきゅうしていたり虐待ぎゃくたいなど複雑ふくざつな人間にんげん関係かんけいを抱かかえたりしている傾向けいこうが強つよくみられたということです。

NPO「ピッコラーレ」の松下まつした清美きよみ理事りじは「避妊ひにんの方法ほうほうだけでなく、自分じぶんや相手あいての心こころや体からだを大事だいじにする包括ほうかつ的てきな性せい教育きょういくの必要ひつよう性せいを感かんじている。1人にんで悩なやんでいる人ひとがSOSを出だせる社会しゃかいを作つくっていきたい」と話はなしていました。