16
日、
京都市のスーパーで
パート従業員の
女性が
突然、
刃物で
数か所を
刺された
事件で、
逮捕された
近所に
住む男は
無言で
犯行に
及んだとみられ、
警察は
男の
当時の
精神状態についても
慎重に
調べることにしています。16
日午後、
京都市左京区のスーパー「イズミヤ
高野店」の
1階のレジ
近くで、35
歳のパート
従業員の
女性が
突然、
男に
刃物で
首や
背中の
数か所を
刺されました。
警察によりますと、
女性は
病院で
治療を
受け
入院していて、
詳しい容体は
分かっていないということです。
この事件で警察はスーパーの近くの集合住宅に住む無職の藤井裕幸容疑者(45)を殺人未遂の疑いで逮捕し、17日、自宅を捜索しました。
調べに対し容疑を認めているということです。
これまでの捜査では、容疑者は店内に入ったあと無言で女性に後ろから近づいたとみられ、さらに馬乗りになって背中や首などを刺したあと歩いて店を立ち去ったということです。
また、知り合いの女性によりますと、最近は自宅で大きな音を立てたりドアを壊したりするトラブルを繰り返していたということで、警察は男の当時の精神状態についても慎重に調べることにしています。
スーパーの利用客は
現場となったスーパーは17日は通常どおり営業していて、朝から多くの買い物客の姿が見られました。
近くに住んでいるという30代の女性は「きのうは学校から子どもを迎えに来るようにと連絡があり、様子を見ながら迎えに行きました。安心で暮らしやすい地域だったので、ただただ、びっくりしました」と話していました。
また、近くに住む74歳の女性は「逮捕されたと聞いてほっとしましたが、このスーパーは頻繁に使うので怖いなと思います」と話していました。