野生のサルの
餌付けで
知られる
大分市の
高崎山自然動物園は、
ここ最近、サルが
寄せ場に
出てこない
状態が
続いていて、
年に
一度、
無料で
開放される17
日はスタッフが
代わりにサルの
姿にふんして
訪れた
人たちを
出迎えました。
高崎山自然動物園は、1200
頭余りの
野生のニホンザルを
餌付けし
間近で
見ることが
できる人気の
観光地ですが、
夏前からはサルが
寄せ場に
出てこなかったり
出てくる
頭数が
少なかったりする
状態が
続いてます。
こうした中、17日は年に1度の無料開放の日で、午前中から大勢の観光客が訪れました。しかし、午前中はサルが姿を見せなかったため、代わりにスタッフがサルの姿にふんして訪れた人たちを楽しませるなど対応に追われていました。
サルが出てこない理由について、動物園ではことしは山奥で木の実が豊作のため、寄せ場に降りてくる魅力を感じなくなっているのではないかとみています。
山口県から訪れた男性は「群れからはぐれたサルが1頭くらいいるかと思いましたが、本当にいなくて驚きでした。ちょっと残念です」と話していました。
高崎山自然動物園の浅野晃さんは「せっかくの無料開放日にサルが出てきてくれず本当に残念です。とにかく早く出てきてほしい」と話していました。