大相撲の
小結 貴景勝が
九州場所千秋楽の25
日、
錦木にはたき
込みで
勝って
2敗を
守り、
同じ2敗の
大関 高安が
敗れたため、
初めての
優勝を
果たしました。22
歳3か月での
初優勝は、
年6場所制が
定着した
昭和33
年以降では
6番目の
若さです。
九州場所は、14
日目を
終えて
大関 高安と
小結 貴景勝が
2敗でならび、
いずれも
初優勝をかけて
千秋楽の
取組に
臨みました。
貴景勝は千秋楽の25日、平幕の錦木と対戦し、はたき込みで勝って2敗を守り、高安が敗れたため、13勝2敗で初めての優勝を果たしました。
貴景勝は今場所、低い立ち合いからの突き押しと力強いいなしが光り、初日に横綱 稀勢の里を破り、序盤から上位の力士に勝って勢いに乗りました。
後半戦からは、優勝争いの単独トップを守り続け、重圧を感じさせない冷静な取り口で白星を重ね、三横綱・一大関が休場した場所を引っ張りました。
日本相撲協会によりますと、昭和33年に年6場所制が定着して以降、22歳3か月での初優勝は6番目の若さです。
また昭和33年以降で、前相撲で初土俵を踏んでから26場所での初優勝は、4番目にならぶ早さとなります。
序盤で横綱・大関との対戦が続く小結が優勝する例は少なく、小結の優勝は平成12年夏場所の魁皇以来、18年ぶりで、平成では4人目になります。