日本新聞: 障害者と刺しゅうで交流壁掛け作る催し東京

障害しょうがい者しゃと刺ししゅうで交流こうりゅう壁掛かべかけ作つくる催もよおし東京とうきょう

Dec 15, 2018 17:12

Furigana

障害しょうがい福祉ふくし施設しせつで刺ししゅうの作品さくひんを製作せいさくしている人ひとたちを招まねいてファブリックボードと呼よばれる刺ししゅうの壁掛かべかけを作つくる催もよおしが東京とうきょう・表参道おもてさんどうで開ひらかれました。

この催もよおしは、デザインで余あまった布ぬのを刺ししゅう用ように提供ていきょうするなど、横浜よこはま市しの障害しょうがい福祉ふくし施設しせつと交流こうりゅうがあるデザイナー、皆川みなかわ明あきらさんの店みせで開ひらかれ、午前ごぜん中ちゅうは事前じぜんに応募おうぼした12人にんが参加さんかしました。

福祉ふくし施設しせつで刺ししゅう作品さくひんを製作せいさくする武川むかわ清次せいじさん（75）たち２に人にんが招まねかれ、縦たて15センチ、横よこ10センチほどの大おおきさのファブリックボード作づくりに挑戦ちょうせんしました。

参加さんか者しゃは、はぎれを好すきな形かたちに切り取きりとってボードに貼はりつけると、黙々もくもくと作業さぎょうに打ち込うちこむ武川むかわさんたちの糸いとの色いろの選び方えらびかたや針はりの進め方すすめかたを参考さんこうにしてボードに刺ししゅうを施ほどこしていました。

参加さんかした江戸川えどがわ区くの小学しょうがく５ご年生ねんせいの女の子おんなのこは「難むずかしかったけれど、武川むかわさんのようにかわいい刺ししゅうができるようにこれからもやってみたいです」と話はなしていました。

企画きかくを担当たんとうした寺田てらだ有里ゆうりさんは、「施設しせつの皆みなさんが作つくる自由じゆうで生命せいめい力りょくのある作品さくひんを多おおくの人ひとに知しってもらうため、これからも一緒いっしょに取り組とりくんでいきたいです」と話はなしていました。

会場かいじょうでは、今月こんげつ25日にちまで、福祉ふくし施設しせつで作つくった作品さくひんの展示てんじ・販売はんばいも行おこなわれるということです。

障害しょうがい者しゃと刺ししゅうで交流こうりゅう壁掛かべかけ作つくる催もよおし東京とうきょう