NHKは先月から今月にかけてLINEを通じて全国の13歳から19歳までの若者1000人に孤独感についてのアンケートを行いました。
その結果、「孤独感やひとりぼっちをよく感じることがある」と答えた人が16%、「ときどき感じることがある」と答えた人が37%に上り、合わせると半数以上になりました。
「どんな時、孤独やひとりぼっちを感じるか」複数回答で聞いたところ、「学校にいる時」が45%と最も多く、次いで「家にいる時」が38%となりました。
また「誰かと何かをしている時でも感じることがあるか」についても複数回答で聞いたところ、「感じることはない」が46%と最も多かったものの、「友達と一緒にいるときに感じる」が36%、「家族と一緒にいるときに感じる」が17%となるなど、誰かがそばいても孤独を感じる子どもも目立ちました。
孤立する子どもの支援活動を進めているNPO法人PIECES副代表の荒井佑介さんは「人と関わるのが苦手という子どもが増え、人間関係が希薄になっていると感じる。人と深く関われず本当の自分を出すことができないという思いが孤独感の背景にあるのではないか」と話しています。