日本新聞: 北海道地震で被害厚真町で初詣平穏な１年祈る

北海道ほっかいどう地震じしんで被害ひがい厚真あつま町まちで初詣はつもうで平穏へいおんな１いち年ねん祈いのる

Jan 1, 2019 11:01

Furigana

去年きょねん９月くがつの地震じしんで大おおきな被害ひがいを受うけた北海道ほっかいどう厚真あつま町まちでは地元じもとの人ひとたちなどが神社じんじゃに初詣はつもうでに訪おとずれ、手てを合あわせて平穏へいおんな年としになるように願ねがっていました。

去年きょねん９月くがつ、震度しんど７ななの激はげしい揺ゆれを観測かんそくした北海道ほっかいどうの地震じしんでは、大だい規模きぼな土砂崩どしゃくずれに巻き込まきこまれるなどして厚真あつま町まちなどで41人にんが亡なくなりました。

厚真あつま町まち吉野よしの地区ちくの土砂崩どしゃくずれの現場げんばでは、元日がんじつの午前ごぜん７なな時じすぎに雲くもの切れ間きれまから初日の出はつひのでが見みられました。

また厚真あつま神社じんじゃには、地元じもとの人ひとたちや帰省きせいしている人ひとたちが次々つぎつぎに初詣はつもうでに訪おとずれ、静しずかに手てを合あわせて地震じしんからの復興ふっこうと災害さいがいのない平穏へいおんな年としになるように願ねがっていました。

厚真あつま町まちの83歳さいの男性だんせいは「地震じしんで亡なくなった人ひとたちは知しっている人ひとばかりでした。ことしはみんなが元気げんきでいられるよい年としであってほしいです」と話はなしていました。

自宅じたくが全壊ぜんかいし、みなし仮設かせつ住宅じゅうたくで生活せいかつしている46歳さいの女性じょせいは「年末ねんまつまでは正月しょうがつを迎むかえる気分きぶんではありませんでしたが、年としが明あけて頑張がんばろうという気持きもちになりました。元気げんきに前向まえむきで笑顔えがおを絶たやさない年としにしたいです」と話はなしていました。