宅配大手の「
ヤマト運輸」は
岐阜県にある
事業所の
配達員が、
およそ14
年間にわたって
合わせて
2万3000
通のダイレクトメールを
配達していなかったことを
明らかにしました。
ヤマト運輸によりますとダイレクトメールを
配達していなかったのは、
岐阜県垂井町の「
南宮垂井センター」の60
代の
委託の
配達員です。
この配達員は先月までのおよそ14年間にわたって、おもに企業が個人向けに送ったカタログやパンフレットなどのダイレクトメール、合わせて2万3000通を配達していなかったということです。
先月、送り主の企業から、顧客に届いていないという連絡を受けたため、会社が配達員の自宅を調べたところ大量のダイレクトメールが見つかったとしています。
会社に対して配達員は「配達するのが面倒になって、少しずつ持ち帰るのを繰り返してしまった」と話し、配達していなかったことを認めていて先月、委託契約を解除されました。
ヤマト運輸は「ご利用いただいたお客様をはじめ、皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしおわび申し上げます。今後、このような事案を発生させないよう再発防止に取り組みたい」とコメントしています。