政府が
秋田県と
山口県に
配備する
方針の
新型迎撃ミサイル
システム「イージス・アショア」について、
アメリカの
トランプ政権は、
合わせて21
億5000
万ドル(
日本円にして2350
億円)で
日本に
売却することを
承認し、アメリカ
議会に
通知しました。
トランプ政権は29
日、
声明を
出し、「イージス・アショア」
2基と
関連の
装置などを
日本円でおよそ2350
億円で
日本に
売却することを
決め、アメリカ議会に
通知したことを
明らかにしました。
声明では「日本の強い自衛能力を発展させることはアメリカの国益にとって非常に重要であり、この装備は地域の基本的な軍事バランスを変えるものではない」としています。
日本政府は「イージス・アショア」を秋田市と山口県萩市にある自衛隊の演習場に配備する方針で、最終的にはアメリカ議会の承認で売却が決まります。
アメリカ政府は去年11月、これらとは別に、新型の迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」13発を含むミサイル21発を5億6100万ドル(日本円にしておよそ600億円余り)で、日本に売却することを決めています。