タイで、
偶然居合わせる
などした
日本人男性10
人から、
合わせて100
万円近くを
だまし取ったとして、43
歳の
現地の
男が
詐欺の
疑いで
逮捕されました。
警察は、
この10
年間の
被害者は100
人以上、
被害額はおよそ3500
万円にのぼるとみて
調べています。
逮捕された無職のウタイ容疑者(43)は、去年11月から12月にかけて、首都バンコクの路上で、「自分は旅行中の台湾人で、財布をなくした。必ず返す」などと英語で話しかけて、日本人男性10人からおよそ93万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。
日本人が多く暮らすバンコクのスクンビット通りなどで、女装して声をかけていたということで、警察が開いた会見に同席したウタイ容疑者は「女性に金を出してくれそうな30代から40代の日本人男性を狙った」と話し、調べに対して容疑を認めているということです。
ウタイ容疑者が詐欺の疑いで逮捕されるのは今回が6回目で、警察は、この10年間の被害者は100人以上、被害額はおよそ3500万円にのぼるとみて調べるとともに、「被害に遭った日本人はタイの警察に届けて欲しい」と呼びかけています。