東京工業大学と調査会社の帝国データバンクが、日本の約100万の会社の「ビッグデータ(=非常に多くのデータ)」を調べるシステムを11月から作ります。このシステムで会社の経営をよくしたり、町などの経済を盛んにしたりしたいと考えています。
まず、中小企業など約100万の会社が6年の間にどんな会社とどんな仕事をしたかなどを調べます。その結果、どんな町で仕事をしたときにいい結果が出ているかなどがわかります。ほかの会社と比べて、経営のやり方のいいところやよくないところもわかります。
また、災害などがあった場合に会社で起きる問題を予想して、どんな準備が必要か考えておくこともできます。
東京工業大学と帝国データバンクは、2016年ごろからこのシステムを使うことができるようにしたいと言っています。