일본어 뉴스: 頭痛や倦怠感梅雨入りで「気象病」患者増加も特徴や対策は？

頭痛ずつうや倦怠けんたい感かん梅雨入つゆいりで「気象きしょう病びょう」患者かんじゃ増加ぞうかも特徴とくちょうや対策たいさくは？

Jun 7, 2022 18:06 1

Furigana

関東かんとう甲信こうしんで6日にち、梅雨入つゆいりが発表はっぴょうされる中なか、SNS上じょうではさまざまな体からだの不調ふちょうを訴うったえる声こえがあがっています。

都内とないのクリニックでは気圧きあつや気温きおんの変化へんかで頭痛ずつうなどの症状しょうじょうを訴うったえる、いわゆる「気象きしょう病びょう」の患者かんじゃが増ふえているといいます。

「気象きしょう病びょう外来がいらい」を設もうけている東京とうきょう世田谷せたがや区くのクリニックの久手堅くしゅけん司つかさ院長いんちょうによりますと、「気象きしょう病びょう」とは雨あめの日ひなどの気圧きあつや気温きおんが大おおきく変化へんかするときに、頭痛ずつうやめまい、それに倦怠けんたい感かんなどの症状しょうじょうが出でる状態じょうたいを指さすといいます。

正式せいしきな病名びょうめいではありませんが、気圧きあつの変化へんかで自律じりつ神経しんけいの乱みだれがさまざまな症状しょうじょうを引き起ひきおこしていると考かんがえられるということです。

このクリニックでは、梅雨入つゆいりが発表はっぴょうされ関東かんとうの各地かくちで3月つきから4月並つきなみの肌寒はださむい一いち日にちとなった6日にちは、頭痛ずつうなどの症状しょうじょうを訴うったえて「気象きしょう病びょう外来がいらい」を受診じゅしんした人ひとがふだんの3倍ばいほどに増ふえ、電話でんわでの問い合といあわせも相次あいついだということです。

「せたがや内科ないか・神経しんけい内科ないかクリニック」の久手堅くしゅけん院長いんちょうは「もともと、梅雨つゆの時期じきは『気象きしょう病びょう』を訴うったえる患者かんじゃが増ふえるが、特とくに去年きょねんやことしは、新型しんがたコロナの拡大かくだいによるリモートワークや、外出がいしゅつの自粛じしゅくなどで生活せいかつ習慣しゅうかんが変かわり、気象きしょう病びょうをきっかけに体調たいちょうを崩くずす人ひとも増ふえていると感かんじている。気圧きあつや気温きおんの変化へんかで体調たいちょうを崩くずすことがあると知しり、家いえでストレッチや軽かるい運動うんどうをするなど、体調たいちょう管理かんりに気きをつけてほしい」と話はなしていました。

“気象きしょう病びょう”の特徴とくちょうは？

久手堅くしゅけん司つかさ院長いんちょうによりますと6年ねん前まえにクリニックの「気象きしょう病びょう外来がいらい」を設もうけて以降いこう、患者かんじゃは20代だいから40代だいの女性じょせいが多おおいということです。

症状しょうじょうは、頭痛ずつうが8割わりを占しめ、次ついで全身ぜんしんの倦怠けんたい感かんやめまい、それに気分きぶんの落ち込おちこみなど多岐たきにわたるということです。

久手堅くしゅけん院長いんちょうは「気圧きあつや気温きおんの影響えいきょうを受うけて体調たいちょう不良ふりょうになることがあることを知しってほしい」としたうえで、「気象きしょう病びょう」の可能かのう性せいがあるかどうかの判断はんだんのポイントをあげています。

【ポイント1】

天候てんこうが悪わるいときに、体からだや心こころに不調ふちょうが起おきているかどうか

【ポイント2】

体調たいちょうの変化へんかを感かんじ、この先さきの悪あく天候てんこうを予測よそくできてしまう

このほか、▽1日にち4時間じかん以上いじょう、スマートフォンやパソコンを見みることが多おおい人ひとや▽乗り物のりもの酔よいしやすい人ひとも注意ちゅういが必要ひつようだということです。

対策たいさくは？

「気象きしょう病びょう」の対策たいさくとして、雨あめが降ふったり、気圧きあつが低ひくくなったりしないかどうか天気てんき予報よほうをこまめに確認かくにんし、天候てんこうが悪わるくなる予報よほうの場合ばあいは、早はやめに就寝しゅうしんするなど睡眠すいみん時間じかんをしっかりととることが重要じゅうようだとしています。

また、急きゅうに天候てんこうが崩くずれたり、頭痛ずつうなどの症状しょうじょうが続つづいたりする場合ばあいは、耳みみをひっぱったり指ゆびでつまんで回まわしたりしてマッサージするほか、こめかみやあごをもむことで症状しょうじょうを和やわらげることができるということです。