カンボジアを
拠点に、
特殊詐欺を
行っていた
疑いが
ある日本人の
グループを
現地当局が
拘束し、
このうち2
人について、
日本の
警察が
近く身柄を
国内に
移して
取り調べる方針であることが、
関係者への
取材でわかりました。
関係者によりますと、「タイ国境に近いカンボジア北部のホテルを拠点に、オンラインで詐欺などを行っている日本人がいる」という情報がことし5月ごろ現地の捜査当局に寄せられ、日本人7人が拘束されたということです。
現地の日本大使館を通じて情報提供を受けた日本の警察が、ホテルの部屋から押収された携帯電話やパソコンなどの証拠品を確認したところ、日本国内で架空の投資話を持ちかけられ、現金をだまし取られた被害者に関する情報が見つかったということです。
警察は、このうち2人について現地に捜査員を派遣して近く身柄を日本に移し、詐欺の疑いで取り調べる方針です。
カンボジアでは、ことし4月にも南部のリゾート地を拠点にした特殊詐欺グループとみられる日本人19人が摘発されています。