沖縄県内に
住むタクシー運転手の
女性が
新型コロナウイルスに
感染していることが
確認されました。
九州・
沖縄で、
感染が
確認されたのは
初めてで、
この女性は、
新型コロナウイルスの
集団感染が
確認されたクルーズ
船「ダイヤモンド・プリンセス」が
那覇港に
寄港した
際、
乗客と
接触した
可能性が
高いということです。
沖縄県によりますと、
新型コロナウイルスの
感染が
確認されたのは
県内に
住む60
代のタクシー
運転手の
女性です。
女性は、せきなどの症状を訴え、医師の診断で肺炎の疑いがあったため、沖縄県が検査を行った結果、14日、陽性が判明したということです。
沖縄では、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が今月1日、那覇港に寄港して、およそ9時間半停泊し、2600人余りの乗客の多くが観光バスやタクシーで市街地に出かけるなどしたとみられています。
女性は、その際に乗客と接触した可能性が高いということです。
沖縄で新型コロナウイルスの感染が確認されたのは初めてです。
那覇港 クルーズ船の全国最多寄港地
去年1年間に観光などで沖縄を訪れた人は、1016万人余りと7年連続で過去最高を更新していて、このうち台湾からがおよそ94万人と最も多く、次いで中国本土からが75万人余りとなっています。
また那覇港は、去年1年間(2019年)にクルーズ船が寄港した回数が260回に上り、全国で最も多く、那覇港管理組合によりますと、このうち251回は外国船籍となっていて、中国の上海や台湾などをまわってくる船が多いということです。