Japanese News: 職場での感染防止対策専門家はこの２点を重視

職場しょくばでの感染かんせん防止ぼうし対策たいさく専門せんもん家かはこの２に点てんを重視じゅうし

Feb 17, 2020 15:02

Furigana

国内こくないで新型しんがたコロナウイルスに感染かんせんしたという報告ほうこくが相次あいついでいます。多おおくの人ひとが一いち日にちのうちで長ながい時間じかんを過すごす職場しょくばでも感染かんせんが広ひろがるおそれがあります。感染かんせん症しょう対策たいさくが専門せんもんの東北とうほく医科いか薬科やっか大学だいがくの賀来かく満夫みつお特とく任にん教授きょうじゅに職場しょくばでの具体ぐたい的てきな対策たいさくについて聞ききました。賀来かく特とく任にん教授きょうじゅは感染かんせんしないための対策たいさくと感染かんせんを広ひろげないための対策たいさく、２ふたつを考かんがえるべきだといいます。

まずは職場しょくばで感染かんせんしないための対策たいさくです。感染かんせんしないために手洗てあらいやアルコール消毒しょうどくを徹底てっていすること、そして換気かんき。また、共用きょうようのパソコンなど多おおくの人ひとが使つかうものに触ふれたあとには手て指ゆびを消毒しょうどくすることも大事だいじだといいます。

一方いっぽう、感染かんせんを広ひろげないための対策たいさくとしては職場しょくばで感染かんせんが疑うたがわれる人ひとが出でた場合ばあい、いち早いちはやく把握はあくする態勢たいせいを作つくることが重要じゅうようだということです。

具体ぐたい的てきには従業じゅうぎょう員いんに発熱はつねつなど感染かんせんが疑うたがわれる症状しょうじょうが出でた場合ばあいにはすぐに報告ほうこくしてもらうとともに、症状しょうじょうが出でた従業じゅうぎょう員いんには職場しょくばには休やすんでもらい、医療いりょう機関きかんを受診じゅしんするなどの対応たいおうを取とってもらうこと、報告ほうこくを受うけたらすぐに共有きょうゆうし、その従業じゅうぎょう員いんと同おなじフロアで勤務きんむしているなど周まわりにいた人ひとたちには発熱はつねつやせきなど体調たいちょうの変化へんかを注意深ちゅういぶかく観察かんさつしてもらうこと、そして従業じゅうぎょう員いんが新型しんがたコロナウイルスに感染かんせんしていることが確認かくにんされた場合ばあい、周囲しゅういの濃厚のうこう接触せっしょく者しゃにはマスクをしてもらい、手て指ゆびの消毒しょうどくなどの対策たいさくをさらに徹底てっていしてもらうことなどが重要じゅうようだとしています。