覚醒剤などを
所持していたとして
逮捕された
歌手の
槇原敬之容疑者と
同居していた
知人男性が
NHKの
取材に
応じ「
覚醒剤を
何回も
渡した」と
話しました。
この男性は
平成11
年にも
槇原容疑者とともに
覚醒剤取締法違反の
罪で
逮捕・
起訴されていて、
その後も、
槇原容疑者の
個人事務所の
代表取締役を
おととしまで
勤め、
東京 港区の
マンションなどで
2人で
同居していました。
NHKの取材に対して男性は「一緒に住んでいたとき覚醒剤を持っていないかと槇原容疑者からたびたび尋ねられ、譲り渡していた。何回も渡した」と話しました。
男性はおととし覚醒剤を使ったとして逮捕され、このときの自宅の捜索で、槇原容疑者が音楽制作に使っているピアノなどのある部屋からガラス製のパイプと危険ドラッグの瓶が見つかったということです。
捜査関係者によりますと、このパイプからわずかな量の覚醒剤と槇原容疑者のDNAが検出されたということです。
男性によりますと当時、槇原容疑者は男性との関係を解消する意向を示していて、マンションを訪れることはほとんどなくなっていたということです。
捜索で見つかった薬物などについて捜査員からたずねられ、男性は「槇原の部屋から出てきたので槇原のものでしょう」と答えたということです。
捜査関係者によりますと、槇原容疑者は覚醒剤の所持について大筋で認める一方、使用については「長いこと使っていない」と話しているということです。