Japanese News: 中国専門家新型ウイルス初期段階診断難しく臨床データ分析

中国ちゅうごく専門せんもん家か新型しんがたウイルス初期しょき段階だんかい診断しんだん難むずかしく臨床りんしょうデータ分析ぶんせき

Mar 2, 2020 05:03

Furigana

新型しんがたコロナウイルスについて中国ちゅうごくの保健ほけん当局とうきょくの専門せんもん家かチームのトップを務つとめる鍾南山みなみやま氏しらが論文ろんぶんを発表はっぴょうし、感染かんせん者しゃの中なかには入院にゅういん時じに発熱はつねつがなく、エックス線えっくすせんを使つかった診察しんさつで異常いじょうがみられなかった人ひとも少すくなくなかったとして、これらの要因よういんが初期しょきの診断しんだんを難むずかしくしていると指摘してきしています。この論文ろんぶんは先月せんげつ28日にちにアメリカの医学いがく雑誌ざっしのホームページ上じょうに掲載けいさいされたもので、ことし１月いちがつ29日にちまでに新型しんがたコロナウイルスに感染かんせんした中国ちゅうごく各地かくちの患者かんじゃ1099人にんの臨床りんしょうデータを分析ぶんせきしたということです。

この中なかで入院にゅういん期間きかん中ちゅうに発熱はつねつした人ひとは88.7％にのぼった一方いっぽう、入院にゅういんした時点じてんで半数はんすう以上いじょうの患者かんじゃには発熱はつねつの症状しょうじょうがみられなかったことを明あきらかにしています。