急速に
発達中の
低気圧の
影響で
北日本を
中心に
風が
強まり、
北海道では
雪を
伴って
非常に
強い風が
吹く大荒れの
天気となっています。
見通しが
全くきかない
猛吹雪や
大雪の
おそれがあり、
気象庁は
車の
立往生など交通への
影響や
暴風、
高波に
警戒するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと
低気圧が
急速に
発達しなが
5日夜にかけて
北海道付近に
達し、
北日本と
東日本の
上空5000
メートル付近には
マイナス33
度以下の
寒気が
流れ込んで
冬型の
気圧配置が
強まる見込みです。
このため北日本を中心に風が強まり、北海道では雪を伴って非常に強い風が吹く大荒れの天気となっていて、えりも岬では午前11時前に32メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また北海道の太平洋側を中心に雪が強まり、この12時間に降った雪の量は多いところで50センチ前後に達しています。
6日にかけて、北日本や北陸では非常に強い風が吹き海は大しけとなる見込みで、6日にかけての最大風速は
▽北海道で25メートル
▽北陸で23メートル
▽東北で20メートル、
最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達する見込みです。
また北海道の太平洋側やオホーツク海側を中心に大雪となるおそれがあり、6日昼までの24時間に降る雪の量は北海道の多いところで70センチと予想されています。
気象庁は見通しが全くきかない猛吹雪や、大きな吹きだまりによって車の運転が難しくなり屋外での行動も非常に危険となるおそれがあるとして警戒を呼びかけています。
また暴風や高波にも警戒し、湿った重たい雪となることから電線や樹木への着雪、農業施設の管理にも十分注意するよう呼びかけています。