アメリカで
大統領選挙をめぐるフェイクニュースが
大きな問題と
なる中、ホワイトハウスの
高官が
野党 民主党の
最有力候補バイデン
前副大統領の
発言を
編集してツイッターに
投稿した
動画に関して、ツイッター
社は
情報操作に
当たるとして
警告を
発しました。ツイッター
社が
警告したのはホワイトハウスのスカビノ・ソーシャルメディア
部長が
7日に
投稿したバイデン
前副大統領の
発言の
動画です。
動画ではバイデン氏の「もしわれわれが内部で対立すれば、われわれはトランプ氏を再選させるしかない」という発言のうち、「われわれはトランプ氏を再選させるしかない」という部分だけを切り取って編集しています。
この投稿にはトランプ大統領もリツイートし、アメリカのメディアはバイデン氏がトランプ氏の再選を認めているかのような印象を与えていると指摘していました。
この投稿に関してツイッター社は8日、「情報操作されたメディア」と表示する警告を発しました。
アメリカでは大統領選挙をめぐるフェイクニュースが大きな問題となっていて、ツイッター社は先月、動画などがユーザーを欺く意図で改ざんされていた場合は「情報操作」と判断して警告を表示する新たな対策を打ちだしていました。
ツイッター社が新たな対策に基づいてホワイトハウスの投稿に警告を発したのは今回が初めてです。
これを受けてスカビノ部長はツイッターに「情報操作していない」と書き込み、ツイッター社の判断に反発を強めています。