新型コロナウイルスの
世界的な
感染拡大を
受けて
東京オリンピック・パラリンピックの
開催に
懸念が
広がるなか、
IOC=
国際オリンピック
委員会は22
日に
臨時の
理事会を
開き、
大会の
延期を
含めた
具体的な
検討を
組織委員会と
始めることがわかりました。
関係者によりますと、
1か月程度の
期間を
区切って
結論を
出すということです。
新型コロナウイルスの
世界規模での
感染拡大を
受けて
東京オリンピック・パラリンピックの
代表選考に
関わる
大会が
相次いで
中止や
延期と
なるなど影響が
広がり
選手や
競技団体、
それに
複数の
国のオリンピック
委員会から
延期を
求める声があがっていました。
こうした事態を受け、IOCは22日に電話会議の形式で臨時の理事会を開き東京オリンピック・パラリンピックの延期を含めて大会の組織委員会と検討を始めることがわかりました。
関係者によりますと、1か月程度の期間を区切って結論を出すということです。
IOCは17日に開いた理事会で「大会までまだ4か月ありいまは抜本的な決定をすべき時ではない」として予定どおりの開催に向け準備を進めていく考えを確認していましたが、相次ぐ批判を受けてわずか5日で延期の検討に入ることになり、東京オリンピック・パラリンピックの開催をめぐる動きは新たな段階を迎えました。