Japanese News: ＬＩＮＥ国内8300万人の利用者に健康状態調査厚労省と協定

ＬＩＮＥ国内こくない8300万まん人にんの利用りよう者しゃに健康けんこう状態じょうたい調査ちょうさ厚あつ労ろう省しょうと協定きょうてい

Mar 31, 2020 06:03

Furigana

通信つうしんアプリ大手おおてのＬＩＮＥは、新型しんがたコロナウイルス対策たいさくで厚生こうせい労働ろうどう省しょうと情報じょうほう提供ていきょうの協定きょうていを結むすび、この一環いっかんとして、8000万まん人にんを超こえる国内こくないの利用りよう者しゃを対象たいしょうに、31日にちから健康けんこう状態じょうたいなどの調査ちょうさを行おこなうことになりました。調査ちょうさは、ＬＩＮＥが国内こくないのすべての利用りよう者しゃを対象たいしょうに31日にちから行おこない、４月しがつ１いち日にちまでの回答かいとうを呼よびかけます。

31日にち午前ごぜん10時じ以降いこう、ＬＩＮＥの公式こうしきアカウントから利用りよう者しゃに順次じゅんじメッセージが送おくられ、その時ときの体調たいちょうについて、

▽ふだんどおり、

▽37度ど５ご分ふん以上いじょうの発熱はつねつ、

▽せきがある、といった５いつつの選択肢せんたくしの中なかから選えらぶようになっています。

回答かいとうに応おうじて、

▽いつから症状しょうじょうがあるかや、

▽２に週間しゅうかん以内いないに外国がいこくから帰国きこくしたどうか、を尋たずねるほか、うがいや手洗てあらいなどの感染かんせん予防よぼうの対策たいさくを取とっているかどうかも聞きくということです。

そして年齢ねんれい、性別せいべつ、住すんでいる地域ちいきの郵便ゆうびん番号ばんごうなどを答こたえてもらい、個人こじんが特定とくていされない形かたちで統計とうけい処理しょりをして厚生こうせい労働ろうどう省しょうに提供ていきょうします。

ＬＩＮＥの国内こくないの利用りよう者しゃは月間げっかんおよそ8300万まん人にんに上のぼり、会社かいしゃは、クラスターと呼よばれる感染かんせん者しゃの集団しゅうだんが発生はっせいしている地域ちいきの把握はあくや、行政ぎょうせいによる感染かんせん拡大かくだい防止ぼうしのための施策しさくに役立やくだてたいとしています。

集あつめたデータは結果けっかを分析ぶんせきしたあと速すみやかに廃棄はいきする、と説明せつめいしています。

調査ちょうさは継続けいぞく的てきに実施じっしし、２に回かい目めは来月らいげつ５ご日にちに行おこなう予定よていだということです。

ＬＩＮＥ「感染かんせん予防よぼうの意識いしきなども可視かし化か」

ＬＩＮＥによりますと、全国ぜんこくの利用りよう者しゃを対象たいしょうに調査ちょうさを行おこなうのは2011年ねんのＬＩＮＥのサービス開始かいし以来いらい初はじめてだということで、稲垣いながきあゆみ上級じょうきゅう執行しっこう役員やくいんは「クラスターの発見はっけんだけでなく、人々ひとびとの感染かんせん予防よぼうの意識いしきが地域ちいきや世代せだいによってどのように異ことなっているかなどを可視かし化かすることができるのではないか。ぜひ皆みなさんにアンケート調査ちょうさに参加さんかしてもらい、感染かんせん拡大かくだい防止ぼうしに有用ゆうようなデータを提供ていきょうできるように、こちらでも頑張がんばっていきたい」と話はなしていました。