羽田空港では、
新型コロナウイルスの
世界的な
感染拡大の
影響で
欠航が
相次ぐなか、
留め置かれた
旅客機が
駐機場に
所狭しと
並ぶ、
異様な
光景となっています。
羽田空港では、
この日曜日、
国際線が
増便されましたが、
新型コロナウイルスの
影響で、
新たに
就航する
予定だった
アメリカや
ヨーロッパなど23の
都市とを
結ぶ路線の
うち12
都市との
路線で
就航が
延期されました。
また、国内線も欠航が相次ぎ、羽田空港の駐機場は、旅客機が、プラモデルの展示のように所狭しと並ぶ、異様な光景となっています。
国土交通省によりますと、航空各社が、欠航に伴って旅客機を留め置いているのが原因だということで、羽田では、31日は、合わせて244あるスポットのほぼすべてが埋まった状態だということです。
また、31日、外務省が、アメリカなど世界49の国と地域の「感染症危険情報」を渡航中止を勧告する「レベル3」に引き上げたため、羽田空港では利用者から戸惑いの声があがっていました。
このうちアメリカに出国する日本人の44歳の女性は「アメリカ人の夫がロサンゼルスにいるため、これから向かいます。日本に仕事があり、家族もいるので、戻らなければならないですが今後、戻ってこれられるか心配です」と話していました。