長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」が
先月中旬、
派遣として
働く従業員の
契約を
一斉に
打ち切っていたことが
分かりました。
その数は
数十人に
上るということで、
会社は、「
新型コロナウイルスの
影響で
業務が
減り、
本意ではないが
打ち切らざるをえなかった」と
説明しています。
佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」は、
新型コロナウイルスの
感染拡大を
受け、
2月末から
先月15
日までの
2週間余りにわたって
休園し、
それ以降は
利用できる施設を
屋外のアトラクション
などに
限定して
営業しています。
こうした中、「ハウステンボス」は、営業を再開した先月16日、派遣として働く従業員の契約を一斉に打ち切っていたことが分かりました。
突然の休業を余儀なくされた派遣労働者は数十人規模におよび、このうち、2月下旬から今月中旬まで働く契約だった20代の男性は、先月16日の退勤後、派遣会社から電話で「きょうで契約終了だ」と伝えられ、住んでいる寮も先月いっぱいで退去するよう求められたということです。
「ハウステンボス」は「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で業務が減り、人員配置の調整だけでは対応が難しくなり本意ではないが打ち切らざるを得なかった。現在、派遣会社側と補償について協議している」と説明しています。
専門家「雇用維持する努力を」
日本労働弁護団の棗一郎弁護士は「リーマンショックの派遣切りの時も職と同時に住まいを失うという事態が起きたが、それと同じことが起こっていると感じる。企業の経営者や派遣会社は国の雇用調整助成金などを使って、できるかぎり雇用を維持していく努力が求められている」と話しています。