財務省の
決裁文書の
改ざん
問題をめぐって、
野党6党が
国会内で
集会を
開き、
真相は
何ら
解明されていないとして、
安倍総理大臣夫人の
昭恵氏らの
証人喚問を
結束して
求めて
いくことを
確認しました。「
森友学園」への
国有地売却に関する
財務省の
決裁文書の
改ざん
問題をめぐって、
国会内では、
29日、
立憲民主党、
希望の
党、
民進党、
共産党、
自由党、
社民党の
野党6党の
幹部らが
出席して
集会が
開かれました。
この中で、立憲民主党の福山幹事長は「佐川前国税庁長官は、証人喚問で56回も『刑事訴追のおそれがあるから答えられない』と言い、入り口にも入れなかった。安倍総理大臣が『真相究明をしなければいけない』と言うのであれば、与党には予算委員会の集中審議を一日も早く開いてもらいたい」と述べました。
また、民進党の増子幹事長は「安倍総理大臣夫人の昭恵氏をはじめ、森友問題や公文書の改ざんに関わるすべての人に証人喚問においで頂かなければならない」と述べたほか、共産党の小池書記局長は「国政調査権を発動し、すべての資料を提出させ証人喚問を実現することが必要で、野党6党の結束の力を強め、徹底的な真相解明、責任追及を通じて内閣総辞職に追い込んでいこう」と呼びかけました。
そして、集会では、問題の真相は何ら解明されていないとして、安倍総理大臣夫人の昭恵氏や、国有地の売却交渉当時の財務省理財局長だった迫田元国税庁長官らの証人喚問を結束して求めていくことを確認しました。