去年12月に
東海道・
山陽新幹線の
台車に
亀裂が
見つかった
問題のあと、
JR西日本が
先月までに
安全点検のため
列車を
止めたケースは
19件と
急増していることがわかりました。
中には
運転を
取りやめる
ケースもあり、
JR西日本は「
安全最優先を
実践している
表れでもあり、
理解してもらいたい」としています。
去年12月、
東海道・
山陽新幹線の
台車に
亀裂が
見つかった
問題では、
社員が
異常を
認識していたにもかかわらず
走行を
続けさせていたこと
などが
明らかになりました。
問題を受けJR西日本は、安全が確認できない時には列車を停止させることなどを徹底させてきましたが、問題のあとに列車を止めて点検するケースが急増していることがわかりました。
JR西日本によりますと、社員が異常などを感じて列車を止めて点検したケースは、去年4月から問題が発生した12月11日までの8か月余りで1件だったのに対し、問題が発生してから先月末までの3か月余りでは19件と急増していました。
また、同じ期間で、社員から列車の異常が申告された回数も、問題の発生前は110回だったのに対し、問題の発生後は138回と増えていました。
点検のあとに、運転を取りやめたケースもあり、JR西日本は「利用者には迷惑をかけるが、安全最優先を実践している表れでもあり、理解してもらいたい」としています。