世界最大の
交流サイトを
運営するフェイスブックは、
最大で
8700万人の
利用者の
個人データが
流出した
問題を
受けて
調査したところ、
およそ200のアプリについて
個人データを
不正に
流用した
疑いが
あるとして
利用を
一時停止したと
発表しました。
この問題は、フェイスブックの
利用者を
対象に
心理学の
調査を
行っていた
大学教授が、
2013年、クイズ
形式で
性格を
判断するアプリを
開発し、
これを
およそ30万人がダウンロードして
自分だけでなく、
友人の
個人データを
気づかないまま
提供したところ、
最大で
8700万人の
情報が
第三者のデータ
分析会社に
不正に
渡ったものです。
2014年には、フェイスブックが扱う友人などの個人データを外部の事業者に開放する仕組みをやめましたが、フェイスブックは、それよりも以前に大量の個人データを入手できた数千の事業者を調査したところ、14日、およそ200のアプリについて個人データを不正に流用した疑いがあるとして利用を一時停止したと発表しました。
フェイスブックは、利用を一時停止したのがどういったアプリか明らかにしていませんが、さらに調査をして、実際にデータを不正に利用したことがわかれば、フェイスブック上でアプリの利用を禁止するとしています。