ピョンチャンオリンピックで
史上最多8回目の
冬のオリンピック
出場を
果たした
スキージャンプの
葛西紀明選手が、
沖縄県宮古島で
所属チームの
強化合宿に
臨み、
9回目の
出場を
目指す4年後の
北京オリンピックに
向けて
始動しました。
45歳の
葛西選手は、ことし
2月のピョンチャンオリンピックで
史上最多8回目の
冬のオリンピック
出場を
果たし、
大会のあと
およそ1か月の
休養を
経て、
今月13日から
同じ所属先の
小林陵侑
選手や
女子の
伊藤有希選手とともに
宮古島で
合宿に
臨んでいます。
トレーニングは早朝から夜まで4回に分けて1日7時間から8時間行うハードな内容で、24日は午前7時前から浜辺で行ったおよそ20分間のランニングからスタートしました。
このあとは、車輪が縦に並んで付いているインラインスケートを履いて障害物を飛び越える練習などにも取り組み、体幹の筋肉やバランス感覚を鍛えていました。
葛西選手は「先は長いが、北京オリンピックで勝ちたい気持ちが強い。体の基礎を鍛え直して、シーズンを戦い抜く体力や筋力をつけたい」と話していました。
宮古島での合宿は来月4日まで行われ、来月下旬からはヨーロッパのスロベニアで合宿に臨む予定です。