「
森友学園」をめぐる
事件で
補助金を
だまし取った
などとして
起訴され、
10か月近く勾留されていた
学園の
前の
理事長の
籠池泰典被告と
妻の諄
子被告が、
保釈金合わせて
1500万円を
納めたことがわかりました。
2人は、
25日に
大阪拘置所から
保釈される
見通しで、
夜に
大阪市内で
記者会見を
開く予定です。
森友学園の
前の
理事長の
籠池泰典被告(
65)と
妻の諄
子被告(
61)は、
大阪 豊中市で
進めていた
小学校の
建設工事に対する
国の
補助金や、
大阪 淀川区の
幼稚園に対する
大阪府や
大阪市の
補助金など合わせて
1億7000万円余りを
だまし取ったとして、
詐欺などの
罪で
起訴されました。
2人は、去年7月に大阪地検特捜部に逮捕されてから10か月近く大阪拘置所で勾留されていましたが、大阪地方裁判所は、23日に保釈を認める決定をしました。
これに対し大阪地方検察庁は保釈に反対して準抗告していましたが、裁判所は25日、検察の準抗告を退け、改めて2人の保釈を認める決定をしました。
保釈金は籠池前理事長が800万円、妻が700万円で、2人はすでに全額を納めたということです。
2人は25日、大阪拘置所から保釈される見通しで、夜に大阪市内で記者会見を開く予定です。