アメリカの
トランプ大統領が
来月予定していた
米朝首脳会談を
中止すると
発表したことについて、
安倍総理大臣は
訪問先のロシアで、
大切なことは
核・ミサイル・
拉致問題の
前進を
図ることだとして、トランプ
大統領の
判断を
支持する
考えを
示しました。
そして帰国後、
速やかに
トランプ大統領と
電話会談を
行いたいという
考えを
示しました。
この中で、
安倍総理大臣は「
北朝鮮の
問題は
米朝首脳会談に
向けて、
トランプ大統領と
緊密に
連携をとっており、
その方針は
完全に
一致してきている。
今回、
米朝首脳会談が
実施されなくなったことは
残念だが、
トランプ大統領の
判断を
尊重し、
支持する」と
述べました。
そのうえで「大切なことは、核・ミサイル問題、そして何よりも重要な拉致問題が実質的に前進する機会となるような首脳会談にしなければならないということだ。今後、日米、そして日米韓、またロシア、中国、国際社会としっかりと連携し、さまざまな問題解決のために全力を尽くしていきたい」と述べました。
また、今後の対応について「ロシアから帰国後、時間があえばなるべく早く、トランプ大統領と電話会談をしたい。あすは日ロ首脳会談もあるので今回の中止を受けて、今後の対応についてもプーチン大統領とじっくり話をしたい。いずれにしても、国際社会でしっかりと連携していくことが大切で、国際社会が一致結束をして、核問題、ミサイル問題、日本にとって重要な拉致問題の解決にあたっていくために日本も努力していく」と述べました。