猛暑が
続くアメリカ
西部カリフォルニア
州の
各地で
発生している
山火事では、
被害の
最も大きい北部で
これまでに
幼い子どもを
含む6人が
死亡し、
焼失した
建物は
およそ1400
棟に
上るなど、
依然として
被害が
拡大しています。カリフォルニア
州では、
猛暑が
続く中、
各地で
山火事が
発生していて、
一部で
火の
勢いは
収まったものの、
依然として
少なくとも10
か所で
延焼が
続いています。
このうち、被害の最も大きい北部のレディング市の近郊では、先月23日に発生した山火事が今も収まらず、幼い子どもを含む6人が死亡し、焼失面積は4万5000ヘクタールに広がっています。
31日もレディング市では気温が40度前後まで上昇し、山間部では至るところから炎が上がり、辺り一面、白い煙で覆われていました。
州の消防当局によりますと、これまでに住宅を含むおよそ1400棟が焼失し、さらに2500棟に延焼の危険があるということです。
31日夜から1日にかけては強い風が吹く予報で、被害の拡大が懸念されています。
また、山火事はアメリカ有数の観光地ヨセミテ国立公園の近くでも続いていて、国立公園の一部区域の閉鎖は当初の予定より延長されるなど、各地の山火事が収まる見通しは立っていません。