일본어 뉴스: 沖縄水中でも暮らせる大型の新種の「ムカデ」発見国内で初

沖縄おきなわ水中すいちゅうでも暮くらせる大型おおがたの新種しんしゅの「ムカデ」発見はっけん国内こくないで初はつ

Apr 20, 2021 04:04

Furigana

沖縄おきなわの森もりの中なかで、陸りくだけでなく水みずの中なかでも暮くらすことのできる、大型おおがたの新種しんしゅのムカデが見みつかり、リュウジンオオムカデと名付なづけられました。

水中すいちゅうで暮くらすことのできるムカデが見みつかったのは、日本にっぽんでは初はじめてです。

新種しんしゅのムカデは、東京とうきょう都立とりつ大学だいがくや法政ほうせい大学だいがくなどの研究けんきゅうチームが見みつけたもので、体長たいちょうは20センチほどと大型おおがたで足あしは、21対たいあり、沖縄おきなわに伝つたわる、ムカデが、海うみを荒あれさせる龍神りゅうじんを追い払おいはらったという故事こじにちなんで、「リュウジンオオムカデ」と名付なづけられました。

沖縄おきなわ本島ほんとう北部ほくぶや西表いりおもて島とう、それに台湾たいわんなどの森もりに暮くらす大型おおがたのムカデ「オオムカデ」について、水みずでも暮くらすものがいるとの情報じょうほうを得えて調査ちょうさを行おこない、見た目みためは、これまでに見みつかっているオオムカデとよく似にているものの遺伝子いでんし解析かいせきの結果けっか、新種しんしゅと分わかったと言いうことです。

オオムカデは、陸上りくじょうで昆虫こんちゅうなどを食たべて暮くらしていますが、今回こんかい見みつかったリュウジンオオムカデは、水中すいちゅうで10センチほどあるテナガエビの仲間なかまを食たべているのが確認かくにんされていて、陸上りくじょうの天敵てんてきを避さけるほか、生息せいそく域いきを広ひろげるために、水中すいちゅうでも暮くらせるように適応てきおうした可能かのう性せいがあるということです。

水中すいちゅうでも暮くらせるオオムカデは、2016年ねん以降いこう、東南アジアとうなんあじあで2種しゅ見みつかっていますが、日本にっぽんでは初はじめての発見はっけんで、法政大ほうせいだい学がくの島野しまの智之としゆき教授きょうじゅは、「これだけ大おおきなムカデの新種しんしゅが見みつかることは、沖縄おきなわの生物せいぶつ多様たよう性せいの懐ふところの深ふかさを示しめすもので、調査ちょうさと保全ほぜんを進すすめていきたい」と話はなしています。