今週の
レギュラーガソリンの
小売価格は、
原油価格の
上昇などを
受けて
1リットル当たりの
全国平均で157.5
円に
値上がりしました。
値上がりは
6週連続で、
今後も
当面、
高値が
続くという
見方も
出ています。
国の
委託を
受けてガソリン価格を
調査している「
石油情報センター」によりますと、
9日時点の
レギュラーガソリンの
小売価格は
1リットル当たりの
全国平均で157.5
円となり、
前の
週より2.3
円値上がりしました。
ガソリン価格の値上がりは6週連続で、3年11か月ぶりの高値水準になっています。
これはアメリカのトランプ政権が、各国に対して来月までにイラン産原油の輸入を停止するよう求めている影響で国際的に原油価格が値上がりしていることに加え、外国為替市場で円安ドル高傾向となり、輸入コストが上昇していることが主な要因です。
今後の見通しについて石油情報センターは「イランに対する制裁が始まる来月の時点で、実際にどの程度影響が出るのかなど、先行きに対する不透明感が強く、ガソリン価格は当面、高止まりするとみられる」と話しています。