Japanese News: 長野県内各地のクマ目撃地域で緊急点検開始

長野ながの県内けんない各地かくちのクマ目撃もくげき地域ちいきで緊急きんきゅう点検てんけん開始かいし

Oct 30, 2023 12:10

Furigana

今月こんげつ、長野ながの県けん飯山いいのやま市しでクマに襲おそわれたとみられる男性だんせいが死亡しぼうしたことを受うけて、県けんは30日にちから県内けんない各地かくちのクマが目撃もくげきされている地域ちいきで緊急きんきゅう点検てんけんを始はじめました。

緊急きんきゅう点検てんけんは、今月こんげつ14日にちに飯山いいのやま市しでクマに襲おそわれたとみられる80歳さいの男性だんせいが死亡しぼうしたことを受うけて、30日にちから県内けんない各地かくちで始はじまりました。

このうち飯山いいのやま市しでは、県けんや市しなどの担当たんとう者しゃ合あわせて8人にんが、今月こんげつに入はいってクマの目撃もくげき情報じょうほうが寄よせられた山やまのふもとなどを点検てんけんしました。

その結果けっか、住宅じゅうたくから100メートルほど離はなれた柿の木かきのきに、クマの爪痕つめあとや柿かきを食たべたあとが残のこっていたほか、木きの近ちかくでクマの足跡あしあとも見みつかりました。

点検てんけんを行おこなった県けんのクマ対策たいさく員いんの後藤ごとう光章みつあきさんは「人里ひとざとに近ちかい柿の木かきのきにもクマの爪痕つめあとが多おおく見みられた。山やまの食べ物たべものが少すくない年としには再ふたたび出没しゅつぼつする可能かのう性せいがあるのでこうした木きは1本ほんでも減へらす必要ひつようがある」と話はなしていました。