６むっつの業態ぎょうたい・施設しせつ 基本きほん的てきに休業きゅうぎょうを要請ようせい 小池こいけ都知事とちじ

▼遊興ゆうきょう施設しせつなど、

▼大学だいがくや学習がくしゅう塾じゅくなど、

▼運動うんどうや遊技ゆうぎのための施設しせつ、

▼劇場げきじょうなど、

▼集会しゅうかいや展示てんじを行おこなう施設しせつ、

▼商業しょうぎょう施設しせつの６むっつの業態ぎょうたいや施設しせつです。

このうち居酒屋いざかやを含ふくむ飲食いんしょく店てんについて小池こいけ知事ちじは「夜間やかんの外出がいしゅつ自粛じしゅくを求もとめている観点かんてんから、朝あさ５ご時じから夜よる８はち時じまでの間まの営業えいぎょうを要請ようせいし、酒類しゅるいの提供ていきょうは夜よる７なな時じまでとすることを求もとめていく」と述のべ、営業えいぎょう時間じかんの短縮たんしゅくなどへの協力きょうりょくを要請ようせいしました。

小池こいけ知事ちじはこうした対策たいさくについて、「あす（11日にち）午前ごぜん０ぜろ時じから実施じっししたいと考かんがえている」と述のべました。

また小池こいけ知事ちじは要請ようせいなどに全面ぜんめん的てきに協力きょうりょくする中小ちゅうしょう企業きぎょうに対にたいし、「感染かんせん拡大かくだい防止ぼうし協力きょうりょく金きん」として、

▼１ひとつの事業じぎょう者しゃに対にたいして50万まん円えんを、

▼店舗てんぽなど２ふたつ以上いじょうの事業じぎょう所しょを持もつ事業じぎょう者しゃには100万まん円えんをそれぞれ支給しきゅうすることを明あきらかにしました。

小池こいけ知事ちじは「危機きき管理かんりの要諦ようていは最初さいしょに大おおきく構かまえて、状況じょうきょうがよくなると緩和かんわしていくことだ。様子ようすを見みてから広ひろげるのではなくて、最初さいしょに広ひろげてだんだん縮ちぢめていくのがふつうの危機きき管理かんりではないか」と述のべました。

このほか小池こいけ知事ちじは「食料しょくりょう品ひんや衣料いりょう品ひんなど生活せいかつ必需ひつじゅ品ひんを購入こうにゅうするための外出がいしゅつや病院びょういんなどへのお出おでかけは制限せいげんはない。生活せいかつ必需ひつじゅ品ひんを販売はんばいする店舗てんぽへの休業きゅうぎょう要請ようせいも行おこなっていない。安心あんしんしていただいて、買かいだめなどは厳げんに慎つつしんでいただきたい」と述のべ、冷静れいせいな対応たいおうを重かさねて呼よびかけました。

デリバリーサービス開始かいしをサポート

さらに「飲食いんしょく店てんでは新あらたにデリバリーサービスを始はじめる場合ばあいも増ふえているので、都ととしてデリバリーサービスを始はじめる方ほうのサポートを行おこなう」などと述のべました。

週末しゅうまつは家いえで

そして「特とくにあす・あさっての週末しゅうまつはぜひ皆みなさんに協力きょうりょくいただいて、家いえにいてください」と呼よびかけました。

専門せんもん家か「一いち人にん一いち人にんが行動こうどう変かえないと効果こうか出でない」

東京とうきょう都とが行おこなう休業きゅうぎょう要請ようせいについて、感染かんせん症しょう対策たいさくに詳くわしい東北とうほく医科いか薬科やっか大学だいがくの賀来かく満夫みつお特とく任にん教授きょうじゅは「店みせを閉しめたり営業えいぎょう時間じかんを短縮たんしゅくしたりして人ひとと人ひととが接触せっしょくする機会きかいを減へらすのは、感染かんせん拡大かくだいを防ふせぐ高たかい効果こうかが望のぞめる。ただ、日にち中ちゅうに大勢たいせいで飲食いんしょく店てんに入はいって大声おおごえで会話かいわしたりすれば、全まったく意味いみのないものになってしまう。一いち人にん一いち人にんが感染かんせんしない、させないという意識いしきで行動こうどうを変かえていかないと効果こうかが出でなくなってしまう」と指摘してきしました。

そして、具体ぐたい的てきな行動こうどうについては「飲食いんしょく店てんを利用りようする際さいは、なるべく１いち人にんか少しょう人数にんずうで短時間たんじかんでの利用りようを心こころがけ、食たべるとき以外いがいは飛ひまつが飛とぶのを防ふせぐために、なるべくマスクを着つけてほしい。食料しょくりょう品ひんや医薬品いやくひんを買かう場合ばあいも店内てんないでは周まわりの人ひとと２にメートルの距離きょりを保たもって15分ふん程度ていどにとどめるなど、密閉みっぺい、密集みっしゅう、密接みっせつの『３みっつの密みつ』を避さけることを常つねに意識いしきしてほしい」と呼よびかけています。